このサイトでは「集中力」をテーマにしています。
このテーマに関して、なぜそもそも集中力を扱うの??と思われる方も多いと思います。
その答えは、現代人にとって「集中力」こそが最大のスキルになるからです。
この記事では「集中力こそが現代人にとって特に必要な理由」について解説していきます。
①現代人を取り巻く集中しにくい環境
現代人は人類史の中でも最も集中しにくい環境に暮らしていると言っても過言ではないでしょう。
日常にあふれる魅力的なコンテンツを無視して、仕事や作業に集中力を発揮していくのは非常に難しいと言えます。
Youtubeに日々投稿される面白いコンテンツ、ゲームが手軽にダウンロードできるスマートフォン、ボタン一つで自宅にいながら映画が楽しめるNetflixなどのVODサービス。私たちは日々これらに膨大な時間を費やしています。そして多くの人が、こうした時間の後で、
「ああやるべき仕事が残ってるのに。。」
「ついつい見すぎちゃった。。」
などと思った経験があると思います。
これは怠惰が原因ではなく、私たちの環境の要因が大きいです。
しかし、こうした環境は容易に変えることはできません。
身の回りの誘惑とうまく付き合いながら要所要所で集中力を引き出すスキルがこれからは必須のものとなるでしょう。
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②労働時間の減少の中で求められる効率
今後、現代人の労働時間は徐々に減っていくことが予想されます。
というのも以下の二つが今後の大きなトレンドとして考えられるからです。
- ワークライフバランス
- 労働人口の減少
まずワークライフバランスに関して。
例えば日本では「働き方改革」の言葉を聞くようになって久しいです。
働き方改革は労働時間を減らす改革です。労働時間が減って残業などでカバーすることが難しくなる分、今後仕事の効率や集中力といったことはより重要なテーマになりそうです。
さらに労働人口の減少も今後進んでいくでしょう。
少子高齢化などを受けて今後労働生産人口は減っていくことが予想されます。
また、AIやロボットの活用により人間が働かなくてもいい領域が広がっていることも挙げられます。
本来人間が行っていた単純労働は代替されていき、労働時間は減少します。
今までよりも楽な暮らしになることが予想されますが、その分成果をしっかり出すためにはより個人の効率や集中が必要とされるでしょう。
③個人で働くライフスタイルの普及
個人での働き方が増えてきたことも個々人の集中力を上げることが求められる理由の一つです。
最近ではフリーランスやノマドワーカーという言葉を聞くことが多くなってきました。
こうした個人での働き方の多様化も集中力が必要とされる理由の一つです。
ビジネスではよく「セルフマネジメント」などと呼ばれますが、今後自分を律して仕事の成果を上げていく能力はますます求められるようになるでしょう。
さらに近年ではコロナウイルスショックなどによりリモートワークの動きが加速していきそうな情勢です。
個人だけでなく企業においてもこうした新しい働き方は徐々に普及していくことが予想されます。
④まだまだ未知の領域の「集中力」
「集中力」という言葉自体はよく使うものの、その中身については意外と知られていないことが多いのではないでしょうか。例えば、「お風呂場が一番集中できる」など経験則的に集中できる状態を認識している人は多いと思いますが、
それがどれくらいの集中状態なのか
本当に「一番」なのか
どんなことに対して働いている集中なのか
などの問いに関して的確に把握できている人は少ないのではないかと思います。
またこうしたことを日常的に、定量的に把握するツールや環境は今のところまだまだ整っていないことも現実です。
ニューロテックと呼ばれる脳波を用いた集中力の可視化・フィードバックの実践も見られますが、国内ではあまり認知も広がっていないように思います。
そうした意味で「集中力」はまだこれからも取り組みがいのある未開拓の分野であると言えます。
まとめ
この記事では集中力が今後ますます求められる理由として4つの理由を挙げました。
- 現代人を取り巻く集中しにくい環境
- 労働時間の減少の中で求められる効率
- 個人で働くライフスタイルの普及
- まだまだ未知の領域の「集中力」
集中力はこのように現代人にとって必須のスキルになります。
また、集中力を高めれば、こうした現代において人よりも突き抜けた存在になれるでしょう。
これらの背景を踏まえて今後「集中」に関して役立つ記事や、知識の深まる記事を配信していきます!