集中できない職場で導入したい!仕事で集中を高めるために試したい3つのこと

集中できない職場で導入したい!仕事で集中を高めるために試したい3つのこと

集中したい!でもオフィスで作業しているとどうしても他人との時間に作業時間を奪われてしまう。そんな悩みを抱えた方も多いと思います。

組織で仕事をする以上、他人との関わり合いは不可避ですが、それが原因で自分の生産性が落ちてしまうのは本末転倒ですよね。

この記事では、今のうちに見直したい、職場で個人の集中を高めるためにできることについて紹介していきます。

ルールを決める

あなたがルールを変えられる立場にあるのなら、個々人の集中力の維持のためにルールを決めるのは効果的です。
例えば、集中サインを周りに出すルールを決めているところがあります。Youtubeで発信を行っている「まこなり社長」の会社、株式会社divでは職場でヘッドホンルールを導入しているそうです。

これはヘッドホンをして作業をしている人は集中している人なので話しかけないというルールです。
ヘッドホンに限らず、集中サインを周りに出す仕組みをルールにしている会社は多く存在します。デスクワークが多い職場では導入を検討してみるのはありかもしれません。

また、眠気を感じたら睡眠を短時間取ってもいいことにする、気が散らないように机の上を常に整理しておくなど、習慣に関わる部分をルール化することで個人の集中時間を増やすことができます。

昼寝の効果については以下の記事も参考にしてみてください。

モノを活用する

近年はテクノロジーの発達に伴い、集中力の発揮に効果のある商品も数多くあります。こうしたものを積極的に職場に取り入れるのも一定の効果があるでしょう。

ノイズキャンセリングイヤホン・ヘッドホン

集中できない原因が、周りの話し声や周囲の音などによるものだという人はノイズキャンセリング機能のついたイヤホンを強くお勧めします。

最近のノイズキャンセリング機能は、市販の耳栓よりも効果が大きいのものが多いです。仕事のお供に一個持っておくと、周囲がうるさいと思った時に役に立ちます。
それでも気になる場合は自然音やクラシックなどの音楽をBGMとして流すとより効果が高いでしょう。

私はAnkerのワイヤレスイヤホンを愛用しています。¥6,000くらいで購入できます。AppleのAirPodsは¥30,000くらいするのでコストパフォーマンスを考えてもこれくらいの値段のものがいいと思います。

ウェアラブルデバイス

WEAR SPACE 商品イメージ
https://news.panasonic.com/jp/topics/162653.htmlより引用
集中力の維持に効果のあるウェアラブルデバイスもこれからどんどん普及していくでしょう。

パナソニックは集中できるノイズキャンセリングヘッドホン付のデバイスwearspaceを発表し、クラウドファンディングで資金調達を終えています。前述のヘッドホン同様、周囲から集中していることが伝わるユニークなデザインとなっているのが特徴です。

今後増産に向けて動いていく模様です。集中力に関係するデバイスについては他にもコチラの記事でも解説しています。

個人用スペース

オフィスレイアウト・デスクの仕様を変更するのも一つの手段です。ハードをいきなり変更するのは難しいですが、少しハードルが低めの解決策としていくつか製品が発売されています。

個室仕様のパーソナルデスク

高価ですが、パーソナルスペースが確保できるデスクもあります。こちらのBrody Work Loungeは、個人が集中できるようなスペースを作り出すことができます。
仕事場に一基あると集中したいときに利用できてよさそうですね。

視界を制限するデスクパーティション

デスク上に置くパーティションも商品としてはあります。視界を制限することは集中に効果があることが知られています。

デスクだとオフィスのレイアウトがすでに決まっていたり、全体の面積が小さかったりした場合に導入しづらいというデメリットがありますが、これなら負担なく導入することができそうです。周りのものが気になる、向かいの席の人が気になるという方にはおすすめです。


また、オフィスを変えるのはやっぱり難しいという場合はサテライトオフィスの利用も有効です。
最近では政府もサテライトオフィスの利用を含めたテレワークを推奨しています。また、駅ナカのシェアオフィスも増えてきています。集中できない時には思い切って外に出るのも一つの手です。

マインドを変える

他人との時間が多い人の傾向として、人がいい・優しい・面倒見がいいなどの特徴があります。これ自体は決して悪いことではありませんが、考え方を少し変えてみることで自分の集中時間を確保しやすくなるかもしれません。

個人の性格にもよるので積極的にお勧めするわけではありませんが、職場における考え方について二つほど書籍を紹介します。
ちなみにKindle Unlimitedでは2冊とも無料で読むことができるのでそちらも試してみてください。

職場で「いい上司」「いい先輩」になる必要はない?

管理職の仕事の在り方について書かれた本「できる課長は「これ」をやらない!」(安藤 広大 すばる舎)では、部下に好かれるのが仕事ではないとバッサリと職場での人間関係を切り捨てています。優しい人ほど他人に時間を取られすぎないように注意が必要です。

なんでも教えすぎないほうがいい?

「自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書」では、「教えすぎること」の弊害について書かれています。

新しい仕事を教えるときなど、手取り足取り教えたくなってしまいがちですが、それでは双方にとっていい結果とならないことがほとんどです。教えすぎないことで自分の作業時間も確保できるようになるので、早めに部下や後輩との向き合い方を考えておくことが大事かもしれません。

まとめ

職場での集中に注目して、複数の観点から改善のアイデアを紹介しました。

  1. ルールを決める
  2. モノを活用する
  3. マインドを変える

オフィスでは人に話しかけられる時間がかなりの割合を占めていると言われ、集中力が保ちづらい環境であることは事実です。
一つでも多く、「集中できる環境づくり」について考えておくことで、「仕事のできる人間」を目指してみましょう。

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