【集中力に効果のあるサプリは?】集中力UPに効果のある成分を解説します

【集中力に効果のあるサプリは?】集中力UPに効果のある成分を解説します

集中するためには必要な栄養を摂ることも必要です。

食事に関して集中に関する栄養素について前の記事で解説しました。

必要な栄養素を補うためにはサプリメント(以下サプリ)の使用も有効です。

この記事では、集中力UPに効果のあるとされているサプリの成分について紹介し、それらが含まれるサプリも紹介します。

集中力UPに効果があると言われる成分

まずは集中力UPに効果のあるとされているサプリの成分について紹介します。

成分については粒度に差がありました(ハーブそのものだったりアミノ酸の一種だったり)が、成分表示として多かったものを挙げます。

※各アイキャッチはイメージです。

ホスファチジルセリン(フォスファチジルセリン)

ホスファチジルセリンのイメージ
ホスファチジルセリンは集中力UPをうたった多くのサプリに含まれています。

認知や注意力の改善に効果があるとされており、アメリカでは比較的古くからサプリとして使われています。

ホスファチジルセリンは記憶や学習に効果のあるとされる興奮性の神経伝達物質1)https://www.terumozaidan.or.jp/labo/class/s2_13/05.htmlであるアセチルコリンの働きを助けることから効果があるとされています2)https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_3120.php

食品では大豆などから微量を抽出することができますが大量には摂取できないためサプリで補うことが重要とされています。

1日100mg程度を摂取すると脳の活性化に効果があるようです3)http://www.sunsho.co.jp/foodmaterial.php?itemid=58「三生医薬株式会社 健康食品の素材」

イチョウ葉エキス

イチョウ葉エキスのイメージ
イチョウ葉エキスはその名の通り、イチョウの葉由来の成分です。

イチョウ葉エキスについては以下のように説明されています。

イチョウ葉エキス(イチョウ葉抽出物)は、テルペンラクトンフラボノイド配糖体が有効成分であり、脳の血液循環不全や末梢血管循環不全の改善効果があると報告されています。他にも、抗酸化作用や冷え症の改善、記憶力の改善などの様々な効果が研究報告されています。

https://bhn.co.jp/material/icyouba/ ビーエイチエヌ株式会社「イチョウ葉エキス末」より引用

フラボノイドはよく聞くイソフラボンセサミンなどはフラボノイドを多く含むものの一つです4)https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/flavonoid.html

両成分がどのように記憶力に有効かについての明確な根拠は見当たりませんでしたが、イチョウ葉エキスは抗酸化作用があり、記憶力の改善に効果があるとされています。

レモンバーム

レモンバームのイメージ
レモンバームはシソ科のハーブでレモンに似た香りをもつことで知られています。

古くから薬草としての効能が注目されており、抗うつなどの作用があるとされています。

成分としてはポリフェノールフラボノイドがあります5)https://ishipedia.jp/dictionary/diet-remedy/spice/lemon-balm/が、どちらかというと香り成分としての効用が大きいようです。

香りと集中力の関係については以下の記事で解説されています。

ハーブティーなどとして摂取する方法が知られていますが、集中力を高めるとしていくつかのサプリにも配合されています。

テアニン

テアニンのイメージ
テアニンはお茶などに含まれるアミノ酸の一種です。

テアニンは集中力に効果のあることが知られています6)https://www.taiyokagaku.com/lab/theanine_story/04/

テアニンはどちらかというとリラックス効果を持っているので集中とは関係なさそうですが、集中力は覚醒と集中力がバランスいいときに生み出されます。

そういった意味では集中に必要とも言えるでしょう。

カフェイン

カフェインのイメージ
カフェインは、覚醒効果があることで有名です。

眠気を抑制する効果で有名ですが、交感神経を刺激し、集中を高めることが知られています。

個人差があるようですが、カフェインの1日の摂取量は健康な成人で400mg(コーヒー3杯分程度)です。

DHA

DHAのイメージ
DHA(ドコサヘキサエン酸)は魚などに含まれる必須脂肪酸の一種です。

必須脂肪酸は、食事などからしか摂取することができません。

脳の活性化に効果があるとされています。

結局どんなサプリを摂取したらいいの?サプリを選ぶ基準

ここまで代表的な成分について紹介してきました。

ではどのようなサプリを選べばいいのでしょうか?

あくまでサプリの本質は食事でとれない栄養素の補充なので、まず食事を見直すことが大前提です。

一つの観点としてその成分、効果を食事で得ることが難しいかどうかというのが重要だと思います。

個人的な見解ですが、その意味で、集中力に効果のあるとされているものをあれもこれも入れたようなサプリはあまりお勧めしません。

また集中したい内容、集中できない原因も知っておくことが必要です。緊張しすぎで集中できない場合にはテアニンのようなリラックス効果があるものが効果的です。

自分に必要な成分が入っているかどうか、それを食事でとることは難しいか適切な分量かで判断することが重要です。

集中力UPに人気の高いサプリ

サプリを選ぶ基準について触れました。

ここでは食品から摂取するのが難しいもの、量を確保するのが難しいものという観点からホスファチジルセリン含有のサプリをおすすめします。

その中でも人気の高いものを紹介します。

OneLife

OneLife ホスファチジルセリン PS サプリメント PS100mg-(30日分)

ホスファチジルセリンを一日分しっかり摂取できるサプリメント

人気

OneLifeは、ホスファチジルセリン配合のサプリです。2粒で基準量の100mgを摂取することが可能です。

Amazonでおすすめランキング1位になっています。

DHC PS(ホスファチジルセリン) 30日分

DHC PS(ホスファチジルセリン) 30日分

サプリでも有名なDHCのホスファチジルセリンサプリメント

人気

PS(ホスファチジルセリン) 30日分はDHCのサプリです。110mgのホスファチジルセリンを含んでいます。

同じく30日分ですがOneLifeより少し値段が高いです。

まとめ

この記事では集中力に効果のあるとされているサプリに含まれている成分について紹介し、その効果と、サプリを選ぶ際の基準、おすすめのサプリについて紹介しました。

サプリの使用の良し悪しには体質や食生活などの要因が関係するため個人差があります。

この記事を参考にぜひ自分にぴったりのサプリが何か(あるいは必要でないのか)を考えてみてください。

基準の章で述べたようにまずは食事でしっかり栄養素を摂ることが大前提です。以下の記事も参考にしてみてください。

References

References
1 https://www.terumozaidan.or.jp/labo/class/s2_13/05.html
2 https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_3120.php
3 http://www.sunsho.co.jp/foodmaterial.php?itemid=58「三生医薬株式会社 健康食品の素材」
4 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/flavonoid.html
5 https://ishipedia.jp/dictionary/diet-remedy/spice/lemon-balm/
6 https://www.taiyokagaku.com/lab/theanine_story/04/

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