集中できない人にこそKindle読書をオススメしたい理由

集中できない人にこそKindle読書をオススメしたい理由

そもそも紙の本と電子書籍の違いって?

紙の本と電子書籍
紙の本も電子書籍も当然一長一短あります。

ですが紙の本と電子書籍のメリット・デメリットについて正確に把握していない方も多いと思います。

ざっくりとそれぞれ以下のようなメリットがあります。

紙の書籍

  • 専門書含め種類が豊富
  • 誰にでも読みやすい
  • 中古などで安く読める

電子書籍

  • 新刊は紙の本より少し安い
  • 読み返すときに場所の特定が容易
  • 場所を選ばず読める

より詳しいメリット・デメリットは以下の記事にまとめているので参考にしてみてください。

集中できない人にKindleがおすすめの理由

集中できない人

ここまで見てきたように紙の本も電子書籍も一長一短です。

特に理由がなければどちらがいいということは一概には言えないと思います。

一方で、集中力がない、集中できないという人には電子書籍、特にKindleを強くお勧めします。

読書に集中できなくなる理由

読書集中できない理由

そもそもなぜ読書を終えることができないのでしょうか?

読書に集中できない理由として以下の5つが考えられます。

気が散る

読書中に他のことが気になって気づいたら放置ということは多いです。

また難しい本だと単語が難しくて読む気力が途中で失せてしまうこともあります。

読書時間が取れない

そもそも読書の時間をまとまってとれないことも大きな問題です。

短時間で読み切れないため、読み残しができてしまいどんどん積ん読(読まずに積みっぱなしの本)が増えるのはよくあることです。

読みたい!と思った時のモチベーションが持続しない

最近ではECサイトなどで本を買う人が圧倒的に多いと思います。

郵送だと基本的に2,3日はかかるため、読みたいと思ってポチッたものの届いたときにはそのモチベーションが薄れていることもしばしばです。

読み終わるまでが遠く感じる

あと何ページあるかな?と確認をよくする人は少なくないでしょう。
基本的に簡単な本でなければ、2時間以上の時間がかかることがほとんどなので読書を完了するまでが遠く感じられて嫌になる人も多いと思います。

全文を読もうとしない、いわゆる「斜め読み」などの習慣を取り入れることによってある程度回避はできます。

Kindleで読書をすると集中できる5つの理由

読書集中できる理由

積ん読(つんどく)にならない

積ん読は読書が読書中の書籍を常に認識できる一方で、読書が終わっていないというストレスを可視化させてしまいます。

また、部屋が散らかることにつながり読書以外の作業でも集中力を落とす遠因になります。

進捗・終了までの時刻が表示される

Kindleでは残りのページ数、そして読み終わるまでの目安の時間がリアルタイムで表示されます。

時間が可視化されているのは大きなメリットで、分かりやすい指標になります。

読みたいと思った直後に読める

小さいですが、Kindleでは購入した直後から読めるのは一つのメリットです。

購入時のモチベーションのまま読み進められるので読書がはかどります。

音声読み上げが使える

電子書籍ではなく、Kindle限定でおススメする理由はこのポイントにつきます。

Kindleで購入した本は基本的にOCR加工(PDFファイルにテキストデータを付与する加工。画像としてでなく、文字として認識される。)がなされているため音声読み上げが使用できます。

音声読み上げを利用すると、大きく以下の3つのメリットがあります。

「読書時間」を取る必要がない

音声読み上げを使用すれば、歩いている最中や読書が難しい満員電車の中でも読書が楽しめます。

いわゆる読書時間がとれなくても読書を習慣に取り入れられるためオススメです。

ちなみにAmazonのaudibleはじめ最近ではオーディオブックが有名になりつつありますが、文字のデータが併用できないので個人的にはあまりおすすめしません。

なぜなら耳で聞いているだけだと印象に残りづらいためです。理解に引っかかった部分などは都度文字で見られるようになっていることが好ましいです。

詳しくは、次の項に説明を譲ります。

五感を使って読める

音声読み上げを使用することの主たるメリットはここです。

皆さんは、音読黙読、どちらが内容を理解しやすいでしょうか?

個人差はあるとは思いますが、一般的に音読の方が理解がしやすいはずです。

というのも黙読に比べて音読は、「話す」「聞く」という二つの動作をプラスすることでより読書のみに集中できるモードに入りやすいからです。

耳で内容を聞きながら目で追うことは黙読をしながら音読に近い効果が得られます。

倍速で読める

これも読み上げ機能の大きなメリットです。

例えばiPhoneでKindleを読む場合、0.5倍速~4倍速までの任意の速度が指定できます。

4倍速はかなり早いので慣れていないと難しいですが、4倍でも十分内容の理解が可能です。

むしろ自動音声で、イントネーションなどのムラが2倍速未満だと大きいので早い音声で聞いた方が自然な発話に近いです。

私は、文字を読めない歩きの時などは2倍速~2.5倍速、文字を読みながら真剣に内容をインプットするときは4倍速で聞いています。

もともと紙の本だと1か月に1,2冊読めればいい方といった感じでしたがこの方法を取り入れて以降は全部通読しても月10-30冊くらいのペースで読めています。

ただし、Kindle書籍には読み上げ機能が使えるものと使えないものがあるので注意が必要です。

書籍ページの登録情報から「Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能)」が「有効」になっているもので利用できます。

Text-to-speech

音声読み上げの詳しい使い方は以下の記事で解説しています。

まとめ

この記事では紙の本と電子書籍の特徴を書き、読書中に集中力が持たない人のためにKindleを使った読書をおすすめしました。

音声読み上げはまだ使っている人が少ないようですが、Kindleの中でも最も有用なツールだと思っています。

しかもKindle Unlimitedでは200万冊もの本が無料で読めます。

比較的すぐに読める軽めのボリュームの本が多い印象なのでトレーニングも兼ねてまずはここから始めてもいいかもしれません。

iPhoneユーザーであればアプリをインストールして無料ですぐに始められるのでまだ使ったことがないという人はこの際にぜひ試してみてください。


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