サントリー発のエナジードリンク”ZONe” 既存製品との違い、効果や危険性は??

サントリー発のエナジードリンク”ZONe” 既存製品との違い、効果や危険性は??

サントリーから発売されたエナジードリンク「ZONe」が話題になっています。

エナジードリンクではRed BullMonster Energyなどが有名ですが、これらの商品との違いはあるのでしょうか?

この記事では新商品ZONeを取り上げて、その既存製品との違いや味、危険性の有無などについて解説していきます。

新発売のエナジードリンクZONeとは?

ZONeのイメージ
食品産業新聞 「デジタル新時代のエナジードリンク「ZONe(ゾーン)」、10~20代のデジタルネイティブ層へ訴求 β版は大学・ネットで話題に」”https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2020/05/2020-0512-1155-14.html

国内首位のサントリーグループの中核をなす事業会社、サントリー食品インターナショナルが作ったエナジードリンクです。

商品名のZONeは集中状態をさす「ゾーン」から来ていると思われます。ちなみに末尾のEは小文字表記になっていています。

発売は今年5月からですが、これまでにも大学生協などにβ版(試作品)としての販売と市場調査が行われていたようです。

またECサイトAmazonにおいても販売が行われ、昨年は新着ランキングで1位も獲得しています1)食品産業新聞 「デジタル新時代のエナジードリンク「ZONe(ゾーン)」、10~20代のデジタルネイティブ層へ訴求 β版は大学・ネットで話題に」 “https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2020/05/2020-0512-1155-14.html”

これらの結果の良好さを受けて今回発売に至ったようです。今回発売されたものはVer.1.0.0とされており今後も改良されていくことが予想されます(22年9月現在7種類以上のフレーバーが発売されています)。

ZONeのイメージではデジタルに集中する際のおともというコンセプトが色濃く出ています。

実際に買って飲んでみた

ZONeの味はどんな感じなのでしょうか?

実際に買って飲んでみました。

買ったZONeのイメージ

口当たりはどちらも他のエナジードリンクMonster Energyなどに近い印象、後味に特徴があると思いました。

味はとても美味しいです!少し赤のパッケージの「ZONe FIREWALL」の方が甘めかなという印象です。

500mlという大容量が飲みきれるのか少し心配でしたが問題なく飲み切れました。

他のエナジードリンクとの違いは?

さてここまでで気になるのは他のエナジードリンクとの違いではないでしょうか?

容量カフェインの含有量から比較してみました。

容量の比較(※各商品の典型的なサイズ)

容量

容量ではZONeが圧倒的ですね。Red Bullも350ml缶が出てきているなど大容量化は一つのトレンドになるかもしれません。

カフェイン含有量の比較(※上記のサイズに準拠)

カフェイン含有量の比較

一方含有量を見てみるとそこまでZONeはカフェイン含有量は多くないのがわかります。

パーセンテージの比較
先ほどのグラフに合わせるとこのような感じです。

少しわかりにくいですが、ZONeはカフェインの含有比率が少なく、容量が多いのが特徴的なエナジードリンクと言えます。

危険性が話題になるエナジードリンク 危険性はないのか?

エナジードリンクの危険性の原因になるのは多くのエナジードリンクに配合されているカフェインです。

カフェインの1日の摂取量の目安は200mgとされています。

ZONeに含まれているカフェインは75mgとされています。分量から見ると1缶飲んだだけでは特に危険があるとは言えなさそうです。

ただもちろん3缶摂取すれば200mgを超過することになるように過剰な摂取には気をつけたほうがいいでしょう。

カフェインの適切な摂取量には個人差があるので200mgに満たなければ必ず大丈夫というわけでもありません。

本当に必要な時以外は摂取に慎重になるべきと言えます。

まとめ

この記事では新しいエナジードリンク「ZONe」について紹介しました。

コカ・コーラ社が昨年7月に出したコカ・コーラエナジーに続き、大手によるエナジードリンクへの参入。今後もどのような商品が出てくるのか楽しみです。

カフェインの摂取は基本的に午後2時ごろまでに収めるのが適当と言われています。

エナジードリンクは今回紹介したZONeも含めてカンフル剤になる上に美味しいのでついつい飲み過ぎてしまいますが、集中力が必要とされる本当に大詰めの作業の時以外は無理に飲まないように注意してくださいね。

ちなみに普段の作業で集中を高める飲み物としておすすめなものに甘酒お茶などがあります。以下の記事も参考にして見てください。

References

References
1 食品産業新聞 「デジタル新時代のエナジードリンク「ZONe(ゾーン)」、10~20代のデジタルネイティブ層へ訴求 β版は大学・ネットで話題に」 “https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2020/05/2020-0512-1155-14.html”

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