集中力が続かない
周りの人に比べて集中力がない
そのような悩みは誰でも持ったことがある一方で、それを改善するために何から手をつけていいかわからないと思います。
そんな時には手っ取り早く本を読んで同じ悩みにぶつかった人の考え方に触れるのがいいと思っています。
この記事では、集中力がなくて困っている方向けにオススメの、今すぐ使えるアイデアが詰まった本を10冊紹介します。
また、現在の私の日々の作業に影響を与えている内容が書かれた書籍、という観点で勝手にランキングづけしました。
(必ずしも本の優劣を示すものではなく、あくまで主観的なものなのでご了承ください。)
また各記事のリンクは書籍の内容がざっくりとわかるものを掲載しています。併せて参照してください。
- 1. オススメの書籍第10位〜第4位
- 1.1. 第10位 「ハーバードメディカルスクール式 人生を変える集中力」(ポール・ハマーネス, マーガレット・ムーア, ジョン・ハンク著 森田由美訳 文響社 2017)
- 1.2. 第9位 「机に向かってすぐに集中する技術」(森健次朗 フォレスト出版 2016)
- 1.3. 第8位 「ハーバード集中力革命」(エドワード・M・ハロウェル著 小川彩子訳 サンマーク出版 2016)
- 1.4. 第7位 「いい緊張は能力を2倍にする」(樺沢紫苑著 文響社 2018)
- 1.5. 第6位 「自分を操る超集中力」(メンタリストDAIGO かんき出版 2016)
- 1.6. 第5位 「〈香り〉はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療」(塩田清二著 NHK出版新書 2012)
- 1.7. 第4位 「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」(デイヴ・アスプリー著 栗原百代訳 ダイヤモンド社 2015)
- 2. オススメの書籍第3位〜第1位
- 3. まとめ
オススメの書籍第10位〜第4位
第10位 「ハーバードメディカルスクール式 人生を変える集中力」(ポール・ハマーネス, マーガレット・ムーア, ジョン・ハンク著 森田由美訳 文響社 2017)
この本は、医学博士とコーチングのスペシャリストの共著で、実際の症例などに基づき集中のための基本的なルールが学べます。
内容として興味深く、実際に集中力がない人の事例も豊富なのですが、実践として学びになる内容が個人的に薄いと感じたので10位にしました。
本で書かれている「集中力」と「抑制力」の関係については以下の記事で説明しています。
第9位 「机に向かってすぐに集中する技術」(森健次朗 フォレスト出版 2016)
本書では、アスリートの集中力などに精通している著者がすぐに使える集中法について解説しています。
内容は、既視感のあるものも多いですが、まず何から手をつけていいかわからない人には入門書としておすすめです。
勉強ができる子のサイクルは「とりあえず始める➡︎モチベーション」の流れになっている話などはなるほどなと思いました。
第8位 「ハーバード集中力革命」(エドワード・M・ハロウェル著 小川彩子訳 サンマーク出版 2016)
タイトルから集中法について書かれているようですが、集中法については巻末に少ししか触れられていないので、批判も多い書籍のようです。
一方で、現代のADHD(注意欠陥・多動性障害)傾向がある現代人のことをADTと定義し、ADHD特別している点は面白く、「もしかして自分はADHDじゃないか??」と悩んでいる人にとっても、原因がわかる一つの手がかりになりうると思います。
個人的には集中に関する教養本という位置付けです。
第7位 「いい緊張は能力を2倍にする」(樺沢紫苑著 文響社 2018)
本の中でも瑣末な部分ではあるのですが、私にとって参考になったのはバナナについての記述です。
集中力を高めるために朝コーヒー(だけ)を飲むという習慣は4位の「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」を読んでから生活に取り入れていましたが、どうしても朝にコーヒー1杯だけだとお腹が減ります。
そこでなにか保管できる食材はないかな??と思っていたときに、この本を読み、バナナを朝食のお供に採用しました。
バナナの有効性についてはこちらの記事で説明しています。
書籍でも紹介されているように朝バナナは理にかなっています。私の朝食はずっとバナナとバターコーヒー(後述)です。
第6位 「自分を操る超集中力」(メンタリストDAIGO かんき出版 2016)
いろいろと参考になることが多い本書ですが、この本で習慣として取り入れたのは特に姿勢に関する部分です。
姿勢を正す、足をしっかり地面につけるというのは当たり前のようですが、意識するだけで集中力が保たれる実感があります。
姿勢と集中力の関係は以下の記事もご覧ください。
第5位 「〈香り〉はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療」(塩田清二著 NHK出版新書 2012)
集中力に直接関係した書籍ではありませんが、集中力を高める香りがあると知り、興味を持って読みました。
嗅覚に感する基礎的な知識が身につくほか、どのような香りが脳にどんな影響を与えるのかがわかります。
読んで以降、香りの重要性を認識し、特に夜の作業では柑橘系のアロマを使って集中モードに入るようにしています。
香りについてはこちらの記事で書いています。
第4位 「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」(デイヴ・アスプリー著 栗原百代訳 ダイヤモンド社 2015)
この本は著者が考案する「完全無欠ダイエット(Bullet Proof diet)」のノウハウ本です。
ダイエットについての書籍であるにも関わらずこの本をあえて挙げたのは、この完全無欠ダイエットが、自身のパフォーマンスを最大化させることを目的としているからです。
集中力を高めパフォーマンスを上げるためにどのような栄養、食事をとればいいのかを示してくれる一冊です。
推奨されている食材は高級路線なので再現性が低いという批判もありますが、著者自身の体験に基づいて書かれているので個人的には参考になりました。
特に本書で最も推奨されているバターコーヒーは私も毎日愛飲しています。
残念ながら2020年4月現在Amazonでペーパーバックしか販売されていないため、メルカリでのリンクを参考までに掲載しておきます。
メルカリでの購入はこちら
オススメの書籍第3位〜第1位
第3位 「ブレインダンプ―必ず成果が出る驚異の思考法」(谷澤潤著 東洋経済新報社 2010)
ブレインダンプという手法に特化して書かれた本ですが、著者自身のパフォーマンスを上げるための取り組みが余すところなく書かれていて、ブレインダンプのノウハウを知ること以上にその集中に対する姿勢が参考になります。
ブレインダンプについては以下の記事にまとめています。
これはまだ実践できていませんが、早速ブレインダンプに使用する模造紙を買ったので、今後実践する予定です。
第2位 「どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門」(フランチェスコ・シリロ著 斉藤裕一訳 CCCメディアハウス 2019)
ポモドーロ・テクニックについてはもともと知っていて、25分+5分のサイクルの集中法であることは認識していました。
一方で、それだけのルールを与えられてもうまく実践できないことが多く、提唱者の考えが知りたいと思い本書にたどり着きました。
25分+5分という基本ルールの他に著者が人材開発の現場で集中法の導入を手伝ってきた経験に基づいて細かいルールや考え方が説明されていて、ようやく集中法として腹落ちした一冊です。
ポモドーロ・テクニックについて知りたい方は以下の記事もご覧ください。
【ポモドーロ・テクニックについて知りたい】
第1位 「ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45」(鈴木祐著 SBクリエイティブ 2019)
集中に関してロジカルに説明されていて、このサイトでもたびたび引用しています。細かい内容ですが、手法レベルで特に重宝しているのはiPhoneのグレースケール設定です。スマホを見過ぎてしまう人にはかなり効果的な手法なので是非実践してみてほしいです。
iphoneの設定については以下の記事で説明しています。
まとめ
この記事では集中力・集中法に関するオススメの書籍を紹介しました。
このサイトではこれらの書籍も参考にしつつ記事にまとめていますが、全ての内容には流石に触れられません。
是非興味のある本はピックアップして読んでみてほしいと思います。どれもオススメです!